海の研究舎ではさまざまな海藻の養殖技術開発 と応用開発を行っています。その中で最も注力して技術開発している海藻「スジアオノリ」および「ヒトエグサ」について紹介いたします。 ■スジアオノリ  からだは管状、またはややおしつぶれたように平たい。からだ全体から枝をたくさんだす。潮間帯の岩上、杭の上、ほかの海藻の体上などについて生育する。体長10~30cm、ときに1mぐらいになる。晩秋、冬季に繁茂する。分布は日本各地の沿岸、特に河川水と海水の交じり合う汽水域に見られ、徳島県吉野川の養殖スジアオノリや高知県四万十川の天然スジアオノリが有名である。 ■ヒトエグサ からだは膜状で鮮緑色、軟らかくて薄い葉状体。体長は10~15cmと大きくなる。波静かな内湾の潮間帯上部、晩秋から冬季にかけて繁茂する。分布は表日本中南部、南西諸島、南シナ海。食用としてはノリの佃煮の原料として利用される。ヒトエグサ養殖は、三重、愛知、徳島、高知、鹿児島、沖縄で行われている。 |